2007/06/03

完成披露試写会の日

2006年1月14日(土)。午後6時開場、6時30分開映 東京ウィメンズプラザ視聴覚室。 (監督の日誌から)
朝から大雨で!
キャリアカーにDVCAMテープとプログラム、仕事の分担を書いた荷物を積んで会場までいくつもりだったが、雨で濡れるために急きょ、長男に車を出してもらう。
交通渋滞のため、受付や案内を手伝っていただくシネマジャーナルの仲間、お世話になってるシネ・ブレーンの社員の若者たちとの待ち合わせに間に合いそうもない。
急きょ、次男と私は最寄の駅で降り、電車で会場へ駆けつける。

すごい…6時前にもう人が集まり始めている。会場設営の間を通って、お客様が席に坐り始めた。
懐かしい友人の顔、お世話になった映画関係の方々。
ああ、こうなると、人に指示を出すどころか頭が真っ白になって何をしてるのかわからなくなる。
記帳のため入口が詰まり始めた。
名前だけでいいですよーーー、とにかく中へおはいりくださいーーーい。
会場は定員160名、折りたたみイスを10脚くらい出したので170名~180名はいらしたと思う。

司会を引き受けてくださった佐藤さんがマイクをもって、喋り始める。
先ずはじめに監督とスタッフの挨拶…。
長年映画雑誌を作っているので、東京国際映画祭で監督の舞台挨拶を見ている。
それを思い出しながら、スタッフ紹介などしたようだが、あまり覚えていない。

上映が終ると、拍手がわいた。
そして、会場のみなさんにマイクを向け、お名前を呼んで、感想を聞いた。
企画、製作、脚本、撮影、監督、編集を全部自分でやった作品は、はじめてだったので、どのようなご感想がでるか前の日は眠れなかった。
が、好意的な感想でほっとした。
※知り合いということを差引いてもほめられることはとても嬉しい。

ニューヨークで一人で映画を作るという事は、移動も撮影交渉も撮影のときもほとんど一人。
チェルシー、コロンビア大近くの114丁目、ニュージャージ、ブルックリン、42丁目、34丁目…と撮影場所はいろいろ。
宿は女性ばかりのドミトリー6人部屋。
移動はキャリアカーに機材をつんで地下鉄利用。
よく機材を盗まれなかったね、と驚かれた。
取材先にテープをおいてきたり、バッテリーを忘れてきたり、キャリアカーの紐をなくした。
しかし、大きなアクシデントはなかった。たまたまラッキーだったと思う。