2009/07/01

6ケ月ぶり…演劇、音楽など

2009年、正月以来です。
自作の映画上映で全国を回っていました。劇場公開が一段落したので戻ってきました。

というか、数日前、「トニー賞」をテレビでみていましたら、会場がラジオシティホール。ブロードウェーの劇場街や、新装になったチケッツなどが写っていて、ついつい引き込まれました。

なんとまあ、チケッツの赤い階段の派手なこと。私が時々、いってたころは工事中でした。
「ビリーエリオット」や「ウエストサイドストーリー」など面白そうなミュージカルがたくさん。
NHKのニュースから消えて、どこいったんだあ、と思っていた有働さんが、いきいきとレポートしてましたね。英語が達者になったこと!努力家なんですね、彼女は。

東京にいてトニー賞をみると、ああ、日本人はいくら頑張っても発声、声量、運動神経、スタイルとどれをとってもかなわないいい、だから真似するよりは、日本古来の伝統的な歌舞伎や日本舞踊などで勝負した方がいいのでないか、と思ってしまう。
それと、小さいこと、細かいこと、精密なことを本当にこつこつと研究する能力はすばらしいので、研究や物づくりにもっと力を入れるべきですね。ものづくりといっても箱物はだめです。

マイケルジャクソンが亡くなられました。亡くなった日から、マスコミの報道の流れがプレスリーの時とそっくりですね。生前、化け物(プレスリーの場合はデブ)とオモチャにしていたのに、なくなったとたん偉大なアーチスト、悲しみ⇒次に本当の死因はなんだったのか、クスリか殺人か、はたまた医者の陰謀か(←いまこのへん)マイケルは肌を白くするクスリ、やせすぎ?プレスリーは肥満を止めるクスリ、ダイエットの失敗⇒遺産はどうなる、誰が得した、もうけたか⇒葬儀報道では最大の賛辞を送り⇒静まって数年後にはマイケルは生きている、歩いていたとか…。

面白おかしく思うのはいいのですが、プレスリーもマイケルも真実は唯一つ、大衆の心をとらえたこと!存在が愛そのものでしょ。素晴らしい歌声、パフォーマンスは永遠です。安らかに。

マイケルとエルビス、あともうひとりフレディマーキュリーの後を継ぐのは…この人しかいない!アメリカンアイドルシーズン8の準優勝、アダム・ランバート君です。この恐るべき歌手はフレディとマイケルの声をもち、エルビスの容姿とサービス精神。3人を足して一人にしたような奴です。彼は性的趣向もはっきりしていて、ゲイでパートナーも堂々と応援してましたね。はじけてます。度がすぎると、ロッキーホラーショーのようにおどろおどろしくなりますが、バラードからロックまで何でもユニーク。かといって芸術家っぽくないく大衆的なのが素晴らしい。
最終日になんとクィーンの演奏で「ウイアーザチャンピオン」うたいましたが、鳥肌が立つほど感動しちゃいました。フレディの歌をアダムにうたってもらってCDを!とクィーンが言ったとか言わないとか。私は、ぜひエルビスの歌を、衣装、身振りもエルビス調にして、パフォーマンスしていただきたいと願います。