2008/07/06

6/28渋川市上映会報告

朝のフルトン通り
渋川市の上映会担当者の方よりメールで報告をいただきました。
30名もいらっしゃったそうです。鑑賞された方の感想の抜粋です

〇今を生きてる女性の姿に触れた思い
〇私も何かに取り組みたくなりました
〇その後の個々の成長を楽しみに次回も観たいです
〇海外で生活することの厳しさ、素晴らしさを感じました
〇女性がたくましく生きていて、自分も楽しみながら夢を実現したいし、それを手助けする家族や行政の必要性も感じた
〇ニューヨークで働く女性が輝いてみえた。自分ももっと自信をもって働きたいとおもった
〇ニューヨークへ出て行ったパワーはすごい。思いを現実にすることは大変。女性として「男はずるい」という気持、とっても理解できます。またニューヨークへ出て行く人ですらそう思うのですから、日本にいる私たちが思うのは当然かな…10年後、20年後を見てみたい気がします。
〇それぞれ自由を求めてがんばって生きる姿はすばらしいと思うし、頑張って欲しい。作山典子さんの魅力、楽しみです。

渋川市役所の皆様、ありがとうございました。                ハドソン通り
この作品、どこにいても、自分の可能性を求め続ける事の大切さを伝えたかったのですが、取材に応じてくださった皆様はまさしくそのような方々。4人のその後を少しご報告します。

典子さんは、ご主人とブルックリンの作業場で今日もステンドグラス創作に励んでおられます。
また年に何度も日本ーNYを往復されて介護されていたお母様は93歳で今年、天に召されました。最後まで、日本ーNYを往復し、手を抜かず介護され見送られた姿には本当に頭の下がる思いです。

その子さんは、自作のミュージカルプロジェクトを進めながら、このブログにも書きしましたが日米の演劇活動の橋渡しとして尽力されています。今年は別役実さん作品をNYで演出、3月にはレントを生んだグループ代表でブロードウエーヒット作の作家をコーディネイトして日本でワークショップをしました。日本には数日しかおらず、ちょうど私は彼女が帰る日に沖縄から戻りましたのですれ違い。残念でした。

恵美さんはブロンクスの公立小学校で日本文化の教師をされ、着物の着付けからお習字(二つとも免許をもっておられます)、朗読など女優として蓄えてきた才能をフルに発揮して日本文化普及に努めています。小学生の娘さんもきれいに成長し、迷っていた教育ですがアメリカで受けさせることに決めたようです。

最後に本を出版し全米ツアーにでたナツミさん、ニューヨークを去り、出版社のある西海岸に引っ越すところで終わりましたが、あちらで終生の伴侶を見つけ結婚、今は新婚1年目です。大好きなハズバンドと猫と暮らしながら、米人ばかりの会社で働いています。次はどんな本を書かれるのか楽しみです。

また今度はどこで上映されるでしょうか。ときどきテス企画のホームページ をのぞいて下さいね。